
10代思春期ニキビが酷い!食べ物や習慣でNGなものを教えて!
10代のお肌の悩みの代表と言えばニキビ。
きっちり洗顔をして清潔にしているのにも関わらず、顔のあらゆる部分にできてしまう思春期のニキビ、どうしたら良いのでしょうか。
触ったり潰したりするのはNGだとわかっていても、ついつい気になって触ってしまったり潰してしまったりする事もありますよね。
また、普段は触らないように気を付けていたのに、寝ている間に掻きむしったり、枕などに擦れて潰れてしまうことも。
思春期だけのものだから仕方ない!と諦めてはいけません。
酷くなると、ニキビ自体が治っても傷跡が残ってしまったり、また同じ場所にくり返しニキビができてしまったりします。
今回はそんな困った思春期ニキビに良くないとされている食べ物や生活習慣のお話をしていきたいと思います。
そして、自分でもできる思春期ニキビ対策も簡単にご紹介していきます。
なぜ思春期にニキビができやすいのか
まず、なぜ思春期にニキビができやすいのか原因を知っておきましょう。
ニキビと言うのは、10代の頃にできやすいせいか【青春のシンボル】などと言われています。
実際はニキビで悩んでいる方が本当に多いのです。
ニキビは、毛穴に炎症が起きてしまった【慢性炎症性疾患】と炎症を起こす前の症状があり、正式名称を【尋常性挫創(じんじょうせいざそう)】と言います。
医学的には皮膚疾患の一種と言われているそうです。
・余分な皮脂とアクネ菌
思春期には、体が大人になるために変化するので、成長ホルモンの影響を受けやすくなります。
ホルモンの影響を受けると皮脂腺が刺激されるので、皮脂の分泌量が多くなります。
そしてもう一つ、皮脂を増やしてしまう原因があります。
思春期の頃は、感受性も豊かで多感な時期でもあります。
また、徐々に大人の世界に出ていくために、ストレスも感じやすくなります。
ストレスは、心や体に非常に大きな負担を与えてしまうものです。
そして、ホルモンのバランスも崩しやすくなってしまいます。
ホルモンバランスの乱れも、皮脂腺に刺激を与えるため、また皮脂の過剰分泌を促すことにつながります。
過剰に分泌された皮脂は、毛穴の中に詰まり酸化してしまいます。
この状態が、毛穴が黒ずんでしまっているいわゆる【黒ニキビ】などと呼ばれるものです。
その酸化した皮脂をエサにして、【アクネ菌】という菌が増殖してしまいます。
アクネ菌はニキビの原因を作ってしまう菌として有名ですよね。
まだまだ10代の毛穴は未発達で数も大人より少ないために、皮脂の分泌が多少増えただけでも影響を受けてしまうという事も、ニキビが増えてしまう原因でもあります。
・洗顔方法にも原因が?
毎日朝晩、必ずしっかりと洗顔をしているから大丈夫!と思っていても、なぜかニキビができてしまった。
そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。
実は、ただやみくもに洗顔をすれば良いと言うわけではありません。
特に、ニキビができてしまっているデリケートなお肌ならなおさらです。
洗顔方法を改善しただけで、ニキビの症状が軽くなった、ニキビができづらくなったと言う方も多いので、是非正しい洗顔方法を覚えておきましょう。
以下が正しい洗顔の手順です。
とても大切な事なのですが、ついつい忘れてしまいがちな最初の工程は、手洗いです。
手指を綺麗に洗っておかないと、十分に泡立てができない事もあります。
そして、ニキビを直すには清潔も大切な要素ですので、手指が汚れていては本末転倒になってしまいますね。
手洗いをしっかりと行ったら、まず軽く顔を濡らしておきます。
次に、泡立てネットなどを用いてしっかりとたっぷりと泡を作っていきましょう。
泡立てネットは100円ショップなどでも購入可能ですし、未使用のものでしたらキッチンやお風呂のクズ取りネットなどでも代用可能です。
たっぷりの泡ができたら、泡をそっと顔に乗せて洗顔していきます。
この時、手のひらでゴシゴシとこするのではなく、泡を転がすように、泡で顔の汚れを落としていくようなイメージで優しく洗います。
泡がはじける力で、しっかりと汚れは落ちますので、大丈夫ですよ!
もし、ニキビができてしまっている状態の場合は、本当に優しく優しく丁寧に洗っていきましょう。
特に、こめかみ付近や、アゴのライン、もみあげのラインは洗い残しが多い場所ですので、意識して洗いましょう。
手のひらでゴシゴシとこすると、確かに汚れは良く落ちるのですが、薄くデリケートな肌を傷つけてしまう事がありますし、ニキビを潰してしまう事もありますので、絶対にやめましょう。
また、皮脂の落とし過ぎも過剰に皮脂を出してしまう原因になります。
あくまでも、【余分な皮脂の除去】をしっかりと行う洗顔というのをお忘れなく。
洗い終わったら、ぬるま湯で【しっかりと】すすいでいきます。
洗い残しは、ニキビの悪化や、お肌への刺激になってしまいますので、洗うのと同じくらい丁寧に優しく、隅々まですすぎましょう。
前述した、洗い残しが多い部分は、同時にすすぎ残しも多い部分になりますので、しっかりと意識してすすいでくださいね。
すすぎ終わったら、清潔なタオルで抑えるように優しく水分を拭き取りましょう。
ここでも、タオルでゴシゴシはしないように注意しましょう。
せっかく優しく洗っても、ゴシゴシ拭いてしまっては意味がありません。
以上が肌に優しい正しい洗顔方法です。
もう一つのポイントとして、ニキビ専用の洗顔料などを使用すると、更に効果が期待できるでしょう。
◆例えば口コミ評価も高く人気なのがノンエー(Non.A)ニキビ専用洗顔石鹸です。
→NonA(ノンエー)薬用ニキビ専用洗顔石けんでニキビ改善
また、洗顔後に洗いっぱなしはNGです。
乾燥も思春期ニキビの原因になってしまいます。
特に10代の方の場合、特別なスキンケアをしなくても、あまり乾燥を感じなかったりする事があるので、スキンケアを怠ってしまいがちです。
洗顔後はしっかりと保湿スキンケアをしましょう。
化粧水選びのポイントは、刺激の強い化粧水は、ニキビができているお肌にしみたり、刺激になってしまう事がありますので、できるだけ低刺激のもの、ニキビ専用のスキンケアを選ぶと良いでしょう。
◆例えば、思春期ニキビにも大人ニキビにも安心して使えるのがオールインワンのメルラインです。
保湿しながらニキビケアします。
→メルラインは10代のニキビケアにも使えるの?
こんな生活習慣はNGです
次に、ニキビができやすい思春期にNGな生活習慣のお話しをしていきましょう。
・睡眠はしっかりととりましょう
部活や勉強が忙しく、ついつい睡眠時間を少なくしてしまう事がありますよね。
思春期は、部活も勉強も遊びも一生懸命な時期です。
体力もありあまっているので、多少無茶をしても大丈夫だと感じてしまうのも原因です。
しかし、睡眠不足は心と体の不調につながります。
あまり疲れを感じていないと思っても、しっかりと睡眠時間を確保しましょう。
睡眠不足は、ストレスの原因にもなります。
前述したように、ストレスは皮脂の過剰分泌を促してしまうので、ニキビができやすい序遺体になります。
また、寝不足が続くと、お肌の生まれ変わり【ターンオーバー】が正常に行われず、ニキビを作ってしまう原因になります。
ターンオーバーとは、古い角質を排除して、新しい細胞に生まれ変わるサイクルです。
ターンオーバーが正常に行われないと、皮膚の表面に古い細胞が溜まってしまいます。
古い細胞が肌表面に残ってしまうと、角化異常を引き起こし、毛穴をふさいでしまう原因になります。
結果的にニキビができやすい状態になってしまうのです。
・お肌は清潔に保ちましょう
思春期になると、女の子はメイクを始める子も多いですよね。
しかも、恐ろしいことにメイクをしたまま寝てしまったり、ずっとメイクをしたままで過ごしたり・・・。
大人の女性が悲鳴をあげたくなるような事をしてしまう事もしばしば。
また、男の子の場合は、スキンケアなどには無関心!と言う方も多いですよね。
しかし、ニキビは不潔な状態にしていると悪化してしまいます。
そして、ニキビができやすい状態も作ってしまいます。
メイクはしっかりと落とす、洗顔やスキンケアはしっかりと行うなど、お肌はできるだけ清潔な状態を保つように心がけましょう。
・運動不足
運動部などに所属している場合は別ですが、現代の子供は運動不足になっている事が多いと言います。
運動不足はストレスにもつながりますし、血行も悪くなります。
血行が悪くなると、先ほど少しお話ししたターンオーバーのサイクルも乱れてしまうので、ニキビができやすい状態になってしまいます。
できるだけ軽くでいいので運動をする習慣を身に着けましょう。
ニキビに良くない生活習慣として【睡眠不足】【不潔な状態】【運動不足】を挙げましたが、もう一つとても大切な事があります。
それが【食生活】です。
食べ物は、私たちの体を作るのに必ず必要なものです。
しかし、偏食や過度のダイエット、暴飲暴食は少なからず体に良くない影響を与えてしまいます。
特に思春期は体が大人になるために、様々な変化が起きる時期ですので、食事の質は非常に大切な要素だと言えるでしょう。
次の項で、思春期ニキビに良くないとされる食べ物や、どのような食生活がニキビ改善に役立つのかをおはなししていきます。
思春期ニキビに良くない食べ物とは
いきなりですが、実は食品とニキビの直接的な関係はあまりはっきりしないものが多いそうです。
ですが、スナック菓子や揚げ物などの、皮脂を増やしてしまう食事を多く摂る事で、ニキビができやすい状態を作ってしまうという、間接的な影響はあります。
例えば、チョコレートを食べるとニキビができる。
などと昔から言われていましたが、チョコレートそのものがニキビの原因というわけではないようなのです。
チョコレートやチョコレート菓子には大量の糖分が含まれています。
その糖分がビタミンBの消費を加速させてしまうために、皮脂を過剰に分泌してしまう、その結果ニキビができやすくなるという事です。
油分や糖分は、皮脂を多く出す原因を作ってしまったり、ニキビの炎症をひどくしたりする事があるので、それらを多く含む食品を過剰に摂取するのは良くないと言えるでしょう。
また、思春期は大人よりも遥かに多くエネルギーを消費していますが、それでも油分や糖分を過剰摂取すると肥満の原因になる事も考えられます。
ニキビだけでなく、思春期の体にもあまり良い影響を与えない成分だと言えます。
ニキビが気になっている場合、ファストフードやインスタント食品をよく食べると言う方は、できるだけ控えるようにしましょう。
また、女の子は体型などを気にする年頃でもあります。
過度の食事制限を取り入れたダイエットなどで、必要な栄養が不足すると、ニキビができやすくなったり、ニキビが悪化したりする場合もあります。
ダイエットを行う際は、栄養バランスのとれた食事を心掛け、できるだけ体を動かしてダイエットをするなどの工夫が必要です。
直接的関係がある食べ物ははっきりとわかっていないと前述しましたが、過剰に摂取しないほうが良いと言われている成分や食品に以下のようなものがあります。
・糖質、脂質
・カフェイン(コーヒーなど)
・刺激物(唐辛子がたくさん入った食べ物など)
これらを【食べてはいけない】のではなく、過剰摂取に注意しましょう。
また、ニキビを作らない、悪化させないために良いとされている成分は以下のようなものがあります。
・ビタミンA
ビタミンAは、お肌のターンオーバーを促してくれる効果があるとされます。
体内でビタミンAに変化するβカロチンを含む野菜などをたっぷり食べるとよいです。
・ビタミンC
コラーゲンの生成を助け、美白効果や皮脂の過剰分泌を抑える効果があるとされます。
いちご、キウィ、みかんなど果物やトマトや緑黄色野菜に豊富です。
・ビタミンB
皮膚の成長を助けてくれる効果や、皮脂の過剰分泌を抑える効果があるとされます。
・ビタミンE
ホルモンのバランスを整え、血行を促進し抗酸化作用も期待できます。
美肌のために良いと言われている成分です。
・食物繊維
便秘はニキビの原因にもなります。
食物繊維は便秘の解消や腸内環境の正常化を助けてくれると言われています。
きっちりと栄養バランスのとれた食事を心掛ける事も、ニキビ改善への近道です。
ダイエットや美容の為にも、必要な栄養素はしっかりと摂り、糖分や油分は控えめにする事がとても大切です。
◆なお、ニキビケアに内側から良い変化をもたらす!と人気なのがNon.Aサプリメント(ノンエーサプリメント)です。
→Non A.サプリメントの口コミ効果!他と何が違うの?
不規則な食事でなかなか栄養素が摂れていないと悩んだら飲んでみてください。
まとめ
思春期のニキビというのは、顔全体や、Tゾーンなどの目立つ場所にできやすいものですよね。
特にTゾーンは顔の中心なので、目立ってしまいます。
当記事を読んでくださっているティーンの皆様は、ニキビにとても悩んでいることでしょう。
ニキビはしっかりとケアをすれば治せるものです。
また、お子様のニキビに悩んでみてくださっている親御さんは、食事の管理をしっかりとしてあげてくださいね。
また、あまりにもひどいニキビや、症状がなかなか良くならない場合は、皮膚科を受診して医師に相談してみる事をお勧めいたします。
食生活や生活習慣には十分に気を付けて、ニキビのない綺麗なお肌を目指しましょう。
us